SPORTS TOWN

東京2020大会1周年記念制作!みんなの想いを未来へつなぐモザイクアート

東京2020オリンピック・パラリンピック1周年を記念し、御殿場市では「自分にとってスポーツとは何か」を今一度考える機会を創出し、形にすることで「スポーツには世界と未来を変える力がある」という東京2020大会のビジョンを理解し、レガシーとして想いを未来へ継承するため、大会の興奮が蘇るモザイクアートを制作しました。

■大会の興奮が蘇る大型モザイクアートが完成しました!

今回の取り組みでは、私にとって「スポーツとは?」、「一番大切なものとは?」、「オリ・パラとは?」をテーマに皆さんから写真を募集し、御殿場市の皆さんとともに経験した一生に一度のかけがえのない大会の記憶である男子ロードレース競技が市内を走り抜けた瞬間、東京2020オリンピック御殿場市聖火リレーがスタートした瞬間、パラリンピック聖火フェスティバル御殿場市採火式の様子、空手イタリア代表と市民の交流をモザイクアートにしています。

男子ロードレース競技が市内を走り抜けた瞬間

東京2020オリンピック御殿場市聖火リレーがスタートした瞬間

パラリンピック聖火フェスティバル御殿場市採火式の様子

空手イタリア代表と市民の交流

このモザイクアートは、御殿場駅東西自由通路に掲出しています。

掲出期間:令和4年7月23日(土)から令和4年9月8日(木)

ぜひご覧ください!

■私にとってスポーツとは?

大型モザイクアートは、お一人お一人が、時間をかけ、想いを込め応募いただいた866枚の写真で構成されています。

この機会に皆さんも『私にとってスポーツとは?』を東京2020大会を振り返りながら考えてみませんか?

皆さんの想いがつまった写真はこちらからご覧いただけます。

モザイクアート拡大PDF(ファイルサイズ:15MB)

※ファイルサイズが大きいため、PC及びWIFI環境推奨です。スマートフォンでご覧いただく場合は機種によって開けない場合がございます。

また、今回のモザイクアートに参加している御殿場市民初のオリンピアンとして東京2020オリンピック馬場馬術競技に出場したアイリッシュアラン乗馬学校所属の林 伸伍(はやし しんご)選手のスポーツへの想いを紹介します。

「私は馬術というスポーツが自分の心身を鍛え、人として成長させてくれたと思っています。

オリンピック出場という幼い頃からの夢は叶いましたが、夢を追いかける道のりは楽しいことよりも苦難のほうが多かったです。しかしながらそれを乗り越えることが自分自身の大きな成長へとつながりました。

スポーツには様々な面で人を成長させる素晴らしいパワーがあると思います!」

■みんなの想いを未来へつなぐモザイクアート除幕式

モザイクアートは、令和4年7月23日(土)に御殿場駅東西自由通路で東京2020オリンピック・パラリンピックに様々な形で参画した方々が除幕を行い、皆さんにお披露目しました。

また式典で除幕者は、スポーツ、オリ・パラに対する想いや大会当時の思い出、1年たって今に繋がっていることなど発表し、大会で体験した貴重な経験やレガシーを未来へつなげました。

 

○東京2020オリンピック・パラリンピックに様々な形で参画した除幕者のコメント

・御殿場市立原里小学校6年生 高橋 楓雅(たかはし ふうが)さん
男子ロードレース時に市内4箇所でコミュニティライブサイトが開設され、原里小学校のコミュニティライブサイトには延べ500人が来場しました。高橋さんはモザイクアートデザインにもなっている原里小学校前で選手が駆け抜ける瞬間を観戦しました。
「私にとって『スポーツ』とは、リスペクトさせてくれるものです。
理由は、仲間との信頼関係が深まるからです。東京2020大会のロードレースの時は近所の道をものすごい速さで通りすぎて、一瞬の出来事でした。原里小学校の曲がり角では転んでもおかしくない所をあっさりと通過していく姿はとてもかっこよかったです。私は今、保育園の頃から仲間達とサッカーを続けていて、来月には大きな大会があります。最後まで希望を捨てずに頑張り、そして私もみんなに感動を与えられるようにプレーします。」
・御殿場市スポーツ推進委員副委員長 勝間田 京子(かつまた きょうこ)さん
ロードレース沿道で、コーン・鉄柵等のレース運営用資機材の設置撤去や観戦客・歩行者の整理誘導に従事しレースを支えたコースサポーターです。今回の除幕式には延べ570名のコースサポーターを代表して参加していただきました。
「私にとって『オリ・パラ』とは、喜喜哀楽です。
理由は、開催出来た事、サポーターとして参加出来た喜び、コロナ禍であったこと、仲間と沢山のイベントに参加できて楽しかったこと。全てにおいてかけがえのない思い出であり経験でした。」
・地元農家 芹澤 直己(せりざわ なおき)さん
本市で行われたオリンピック聖火リレーで、11人の聖火ランナーが希望の火を繋ぎました。市民からは、スタートランナーとして田代なのはさん(高根地区出身)、最終ランナーとして今回の除幕式に参加している芹澤直己(玉穂地区在住)さんの2名が聖火ランナーとして走りました。
「私にとって『オリ・パラ』とは、人と人とのつながりです。
私は各種団体に加盟しており、その仲間達から推薦していただいてみんなの代表として聖火を繋がせていただきました。この1年間様々な人との繋がりを考える1年間となりました。大会は国家とか人種とかを大きく超える人と人とのつながりで成り立っている平和の祭典であると改めて認識しました。オリンピック・パラリンピックが世界の平和に繋がっていく大会として、これからも楽しみにしています。」
・御殿場市立西中学校1年生 勝間田 結良(かつまた ゆら)さん
本市で行われたオリンピック聖火リレーで、印野小学校を代表しサポートランナーとしてリレースタートの瞬間をスタートランナーの田代なのはさんとともに走りました。今回、その当時のスタートの瞬間を、モザイクアートデザインとしています。
「私にとって『オリ・パラ』とは、自分を奮い立たせてくれるものです。
理由は、勉強や部活で大変な時でも限界へ挑戦していたオリンピック・パラリンピックの選手たちを思い出し、その姿が自分に力を与えてくれるからです。東京2020大会を経て、私は限界へ挑戦する大切さを学びました。」
・静岡県立御殿場特別支援学校卒業生 鈴木 龍波(すずき たつなみ)さん
パラリンピック聖火フェスティバル御殿場採火式で、御殿場特別支援学校を代表し御殿場希望の火を採火しました。
「私にとって『スポーツ』とは、自分の限界を知りさらなる自分をめざせるものです。
理由は、自分も限界を知るために運動をしていたからです。」
・御殿場市立御殿場中学校1年生 永田 壱左(ながた いっさ)さん
パラリンピック聖火フェスティバル御殿場採火式で、御殿場小学校を代表し共生社会の実現に向けた想いを火に込めました。採火式の様子はモザイクアートデザインにもなっています。
「私にとって『スポーツ』とは、日々の積み重ねです。
7年間サッカーを続けてきました。今年中学生になり部活でテニスをしていますが、サッカーで学んだ日々の努力や仲間と共にしてきた経験は今の部活や勉強に役立っていくと思います。
東京2020オリンピック・パラリンピックに出場している選手たちを見て、日々の努力や積み重ねはとても大事な事だと思いました。この先も目標に向かって、諦めずに頑張りたいと思います。」
・日本空手協会御殿場西支部尚空塾道場(神山小学校4年生) 西明 和輝(にしあき ともき)さん
空手イタリア代表の御殿場合宿を通して、選手と交流し絆を育みました。モザイクアートデザインの黄色い帯の子になります。
「私にとって『スポーツ』とは、幸せの1つです。
1番好きなスポーツは空手の組手です。理由は、いろんな相手と組手をするとドキドキわくわくして楽しいからです。
空手イタリア代表選手と交流をした時僕は1年生でした。イタリア選手のパンチは早かったけれどドキドキわくわくしました。4年生になった今黒帯になり、大きな大会にも出られるようになりました。これから色んな大会で優勝できるように頑張りたいです。」
・御殿場西高等学校校長 勝間田 貴宏(かつまた たかひろ)さん
空手イタリア代表御殿場合宿時に御殿場西高等学校空手道部が練習相手を務め、末永い交流のきっかけとなりました。
「私にとって『スポーツ』とは、みんなの熱い想いをつなげてくれるものです。
御殿場西高等学校は今回のオリンピックで空手イタリア代表の選手たちと一緒に空手道部の生徒たちが合同練習を行いました。その経験は、本校の空手道部、本校の全生徒にとって非常に貴重な国際的な体験であったと思います。御殿場市、日本中を元気にしてくれるこのスポーツを本校も空手道部、その他のスポーツを通じて、生徒たち、御殿場市全体を元気にしてくれるそんな存在になっていきたいと思います。」
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