2024年10月25日(金)から27日(日)まで群馬県高崎市の高崎アリーナで開催される船越義珍杯第16回世界空手道選手権大会に出場する8名の皆さんが市長を表敬訪問しました。はじめに、日本空手協会駿河支部支部長の岩田真人(いわたまこと)様から挨拶と大会の紹介をいただきました。
日本空手協会御殿場西支部支部長で、70歳男子形熟練者の部に出場する芹沢章夫(せりざわあきお)選手からは、「御殿場市は空手のまちづくりを謳っており、その恩に報いるためにも、精一杯頑張っていきたいと思います。」と力強く誓いました。
また、出場する選手それぞれから意気込みを話していただきました。
60歳男子形・組手熟練者の部に出場する築山秀隆(つきやまひでたか)選手からは、「年齢を重ね、体の節々に痛みを感じるようになりましたが、痛み止めを飲みながら、毎日練習を続けております。日本代表をプレッシャーに感じず、楽しむ気持ちを持ちながら上位を目指していきたいです。」と日々変化する身体との向き合い方などを話してくれました。
45歳女子形熟練者の部に出場する稲樹里(いなじゅり)選手は、「御殿場市の代表、そして日本の代表ですが、子どもを持つお母さんたちの代表としても、何か力になるような存在になれるように全力で頑張っていきたいと思います。」と力強く話してくれました。
一般男子組手の部に出場する大沢侑矢(おおさわゆうや)選手は、「初めての日本代表ですが、チーム御殿場で優勝を目指して頑張ります。」と話してくれました。
21歳アンダー女子形の部に出場する稲璃岬(いなりみ)選手は、「幼いころから切磋琢磨してきた母(樹里選手)と一緒に世界大会に出場できることが本当にうれしいです。前回(中学1年時)は3位という結果でしたが、今回はより良い結果を残せるように、今まで以上に精進していきたいです。」と話してくれました。
21歳アンダー男子形の部に出場する木村吹輝(きむらふぶき)選手は、「前回、日本代表に選出された際には、コロナの影響で大会が中止になってしまいました。今回は初めての世界大会で緊張がありますが、日々精進して、自分に厳しく練習に励み、世界一をとれるように頑張っていきたいと思います。」と話してくれました。
16~18歳男子形の部に出場する芹沢奏音(せりざわそうと)選手は、「祖父(章夫選手)と妹(依音選手)と3人で出場します。この3人で日々の練習に励んでいきます。また世界大会は初めての経験ですが、楽しみながら結果にこだわりたいです。」と話してくれました。
14歳中学2年女子組手の部に出場する芹沢依音(せりざわえね)選手は、「今回、世界大会に出場するのは初めてなので、外国人選手のプレッシャーに負けないように日々努力して、挑んでいきたいです。」と話してくれました。
勝又市長からは、「スポーツタウン御殿場の元祖である空手において、中学生から70歳までの選手の方々が日本代表に選ばれましたことは、大変誇りに思います。日本代表としての重みや責任があると思いますが、これまで精進してきた成果を発揮できるように頑張ってください。」と激励の言葉をいただきました。