令和6年6月8日(土)御殿場西高等学校空手道部道場にて、市内空手道場に通う小学5年生から中学3年生の空手キッズ23名が御殿場西高等学校空手道部と合同練習を行いました。
全国屈指の強豪校である御殿場西高等学校の空手道場に足を踏み入れた子どもたちは、はじめこわばった表情を見せていましたが、優しく気さくな高校生たちによる声掛けで少しずつ打ち解けていました。
練習は、空手道部の細矢真人監督、男子主将の柚木智尋選手(3年)による挨拶で幕を開け、参加する全員が大きな声を出しながらラン・ラダー・ストレッチなどウォーミングアップを始めました。
参加した子どもたちからは次第に笑顔もみられるようになり、高校生に劣らない素早い動きを見せていました。
ウォーミングアップの後には組手と形に分かれ練習を行いました。
組手の練習に参加した子どもたちは、高校生の技やスピードを肌で感じ、目を輝かせながらも、必死にくらいついていこうと練習に取り組んでいました。また、細矢監督からの細部にわたるアドバイスを聞き逃すまいと真摯に耳を傾けていました。
形の練習に参加した子どもたちは、高校生や細矢海代子コーチに見守られながら、真剣な眼差しで演武を披露したほか、当日は御殿場西高等学校空手道部OGで2024年ナショナル強化選手にも選ばれた堀場早耶選手も駆けつけ、子どもたちに丁寧な指導をしていただきました。演武終了後に高校生やコーチから拍手を贈られると、とても誇らしげな顔をしていました。
合同練習を終え、女子主将の成澤美咲選手(3年)は「御殿場の地元の皆さんのご支援があってこそ、全国で戦うことが出来ている」と日頃の感謝を述べた後、「空手をやっている中で壁にぶつかることがとても多い、そういう時こそ仲間と乗り越えてほしい」と子どもたちに仲間や道場のすばらしさや大切さを伝えました。
御殿場市では東京2020大会のレガシーとして空手のまちづくりを行っています。
空手という日本の伝統を通し、御殿場の教育・文化・経済の活性化につながる取り組みを進めていきます。
空手のまちづくり事業の象徴となる大会「空手道KMFC」を今年も御殿場市で開催します!
全国屈指の強豪校である御殿場西高等学校が全国の強豪選手と白熱した戦いを繰り広げている姿を間近で観戦できるチャンスですので、是非ご来場ください!
※大会情報など詳しくは7月下旬に当ホームページにて情報公開予定です。
■第2回空手道Karatedo Mt.Fuji Junior Championship in Gotemba 公式HP
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