令和6年4月11日(木)、「市制70周年記念大相撲御殿場場所」が市体育館で行われました。市内での開催は33年ぶりで、開場前から多くの人が並び、約3,200人が訪れました。
開場されると、力士との握手会やお土産販売に列ができ、場内では公開稽古が行われました。
公開稽古では部屋の垣根無く稽古が行われ、巡業ならではの光景でした。
稽古終了後は、事前応募した参加者が熱海富士関(熱海市出身)・翠富士関(焼津市出身)・王鵬関に、「物言いがついたときに、結果が出るのを待つ心境」などを対面で質問して交流しました。
続いて、小山御殿場相撲連盟所属の中高生が熱海富士関らの胸を借りて、土俵でぶつかり稽古を行いました。また、御殿場相撲甚句会が自作の相撲甚句を披露し、場を盛り上げました。
ほかにも巡業ならではのイベント、相撲の禁じ手を面白おかしく紹介する初切、力士がうたう相撲甚句、太鼓打分も行われました。
そして、幕内・横綱の土俵入り。横綱照ノ富士関が土俵入りした際には、太刀持ちを熱海富士関、露払いを翠富士関が務めました。
いよいよ幕内の取組が始まり、熱海富士関や翠富士関の取組では2人の名前入りタオルを掲げる人もいて、会場は大盛り上がりでした。
また、2月に御殿場南小学校へ訪問授業に来ていただいた行司の木村庄太郎氏も取組進行をしていました。
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最後の弓取り式では、同じく御殿場南小学校に来ていただき子供たちと交流した栃幸大関(三島市出身)が務め、千秋楽となりました。