令和7年6月22日(日)高根ふれあい広場にて、日本モルック選手権大会2025が開催されました!当大会は全国6ブロックの地区予選等を勝ち抜いたトップ選手120名が参加し、今年8月にポーランドで行われる2025モルック世界大会国別対抗戦へ出場する日本代表3枠を懸け、富士の麓御殿場で熱い戦いを繰り広げました。
開会式では御殿場市長から「日本モルック史、初の試みとなる当大会がここ御殿場市で開催されることを心より嬉しく思います。選手の皆さんは日ごろの成果を十分に発揮し、大会後は御殿場の温泉やグルメで心身ともに癒されてください」と大会主催者・スタッフ及び選手への感謝・激励を述べました。
大会開会式後には日本モルック協会八ツ賀代表理事と御殿場市長、御殿場市スポーツ推進委員土屋会長、日本モルック協会公認団体NAKA-Möl Gotemba 田代代表の4者による会談が行われ、市長から八ツ賀代表理事に対して「官民連携でモルック競技普及及び、モルックを通じた市民運動機会の創出をしていること」を報告しました。八ツ賀代表理事からは「全国でもモルックを軸にまちづくりをしてくださっている自治体は多くないので本当に感謝している。今後ともまちづくりにモルックを活用していただければ嬉しい」とお言葉をいただきました。


大会は1グループ6人の総当たりで予選を行い、全20グループのうち各グループ上位3名とグループ4位者全体のうち上位4名がワイルドカード枠で決勝トーナメントへ進出するレギュレーションで行われました。
全国の地区予選等を勝ち抜いてきた強豪選手同士の好カードが予選から繰り広げられ、ほとんどのグループが僅差で明暗が分かれる壮絶な戦いとなりました。




決勝トーナメントは120人中64人が進出し、各グループの順位ごとに割り振られ、決勝トーナメント1回戦から日本代表経験選手らが敗退するなど波乱の展開となりました。2回戦以降100名を超すギャラリーが固唾を飲んで観戦するなど、日本最高峰の戦いを地元の人たちを中心に「みて」楽しむ姿も垣間見られました。


一日の最後に行われた決勝戦は岐阜県から出場した熊崎選手と大阪府から出場した今井選手による戦いとなりました。3セット先取制で行われた決勝戦は両者先攻セットを譲らない壮絶な打ち合いとなり最終セットまでもつれ込みました。最終セットは強風の中でも最後まで集中を切らさなかった熊崎選手が勝ち取り、見事優勝に輝きました!!


表彰式で熊崎選手は「全国から勝ち抜いてきた猛者たちの中で優勝できたことを嬉しく思っています。厳しく、難しい戦いでしたが、勝ち抜いた3人で世界1位を目指します。応援のほどよろしくお願いします!」と力強く語りました。


日本モルック協会の八ツ賀代表理事は「記念すべき第1回目の日本モルック選手権大会を富士山の麓で行えたこと、スタッフ、選手皆様に感謝しています。この大会を観戦していて日本のモルック競技レベルの向上に本当に驚いています。代表を勝ち取った3名は日本を背負い戦ってください!」と感謝を述べつつ激励の言葉を送りました。
地元御殿場のモルックチームNAKA-Möl Gotembaの皆様による大会運営補助などのご協力もあり、大会は無事幕を閉じました。
御殿場市では「モルックの聖地」を目指し、モルックを活用したまちづくりを推進しております。今後も様々なモルック大会を誘致・支えることで市民の地域・世代間を超えた交流や市民の皆様の運動機会創出に取り組んでいきます。
▪日本モルック協会大会報告記事はこちらから(外部リンク)☟
https://molkky.jp/info-jma/28777/
▪モルックによるまちづくり詳細はこちらから☟
https://spotogotemba.com/post-10383/
▪モルックのルール・遊び方はこちらから☟
https://spotogotemba.com/post-8850/
※写真提供:一般社団法人 日本モルック協会