7/19(水)御殿場西高校空手道部元主将で現在は泊親会御殿場SKC指導員として活動している渡邊翔さんによる子ども空手教室が原里第1保育園で開催されました。
参加してくれたのは総勢18名の5歳児のお友達。空手道着姿の先生を前に緊張しながらも、始めの挨拶を行いました。
スポーツタウン御殿場では東京2020大会のレガシーを活かした「空手のまちづくり」を推進する中で「市民の誰もが空手を語れるまちへ」を目標の一つとして掲げております。
当教室は、幼少期から空手に触れることで、空手を好きになってもらうとともに、空手に触れながら礼儀礼節を覚えてもらうことを目的として行います。
泊親会御殿場SKCとは、「強い選手を育てる」という理念のもと、東日本を中心とする武道(空手)会派であり、全国会員数4,000人を超える歴史ある団体の御殿場支部として活動している団体です。
講師の渡邊翔さんは、御殿場西高等学校空手道部で主将を務め全国高等学校空手道選抜大会個人形で準優勝したのち、日本体育大学空手道部で主将を務められました。
現在は日本スポーツ協会公認スポーツ指導員コーチ1として未就学児から大人まで幅広い年代の方に空手の指導をされています。
渡邊さんは空手教室を行う上で以下の4つのことを子ども達に伝えていました。
・空手は人を殴るためのものではないこと
・空手を通じて挨拶を覚えてほしいということ
・話を聞くときは話している人の目をみて話すこと
・返事は大きい声ですること
まずは怪我をしないように準備体操。体をほぐしながらステップワークを覚えます。


普段やることの少ない、ラダーを使ったステップワークトレーニングを楽しそうな顔で行っていました。
身体が温まったらまずは空手の基本動作を学びます。


結び立ち(かかとを揃えて立つこと)・並行立ち(足をまっすぐにして立つこと)など、立ち方を真剣な眼差しで学んでいました。
続いてはみんなお待ちかねの「突き」と「蹴り」の動作です。


みんなで元気よく声を出し合いながら、突きや蹴りを行ったなか、男の子たちは正座をして女の子たちの蹴りを応援していました。
立ち方を意識しながらの突きや蹴りはとても難しそうで、苦戦する様子も見られましたが、
子ども達は最後まで笑顔で取り組んでいました!
一通り基本動作を終えたら園長先生に成果をお披露目です。
「今日だけでこんなにかっこよくなったよ」と言わんばかりの自信に満ち溢れた姿に園長先生も感激されていました!
最後はストレッチを兼ねた反射の練習。
違う色のマーカーを二つ並べて言われた色のマーカーを相手より早くとるものです。
中には相手に先を越されて、泣いてしまう子もいるほど熱心に集中して取り組んでいました!
楽しく熱中した時間もあっという間。
教室にいた子どもたち全員が、終わったころには空手がのことを大好きになっていました!
最後の挨拶のあとも渡邊さんの元へ駆け寄り、空手を教えてほしいと話していました。
当教室は、泊親会御殿場SKCさんによって市内保育園及び幼稚園で開催されます。
この機会に空手に触れて、空手を楽しんでもらえるといいですね。
スポーツタウン御殿場では、引き続き様々な「空手のまちづくり」に関する情報を発信していきます。
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スポーツタウン御殿場推進協議会事務局
(御殿場市役所産業スポーツ部スポーツ交流課)
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