SPORTS TOWN

御殿場から世界へ!第1回 空手道 Karatedo Mt.Fuji Junior Championship in Gotemba

東京2020オリンピック競技大会で初採用された空手。
御殿場市では、大会開催を契機にホストタウンとして5年間に渡り空手イタリア代表チームの合宿を受入れチームと市民が交流したほか、御殿場西高等学校卒業生で大会に出場した佐合尚人選手を応援するなど、国際交流やスポーツ振興に貴重な機会を得ました。
今年度からこのレガシーとして『空手のまちづくり』を掲げ、その象徴となる高校年代の空手大会を創設しました。
記念すべき第1回を令和4年12月3日(土)御殿場市体育館にて開催しました。

■高校年代の国内大会初となる大会コンセプト

大会開催にあたって、3つのコンセプトを掲げ開催しました。すべてのコンセプトが高校年代の国内大会で初めての試みとなりました。

1 世界での活躍を目指す高校生のステップアップとなる大会
(1)出場校 ~高校年代トップクラスの選手が御殿場市へ~
記念すべき第1回大会には、全国大会常連の3校が出場しました。

〇 御殿場西高等学校
現在35年連続インターハイ出場。今年度のインターハイでは、女子団体組手で大会史上初となる4連覇を達成しました。年代別の日本代表が常に複数名所属し、国内外で活躍。空手イタリア代表チームの御殿場合宿時には、チームの練習相手を務めました。

〇 日本航空高等学校
創部17年目にして、インターハイ13回出場、全国選抜大会11回出場。両大会においても数々の戦績を残し、卒業生の中にも日本を代表する選手を多く輩出しています。

〇 福井工業大学附属福井高等学校
中高一貫校であり、北信越地区初の団体日本一を目指して全国各地から福井に集まり、部員のほとんどが寮生活を送りながらチーム一丸となって日々の稽古に励んでいます。

今大会には、組手競技に48名、エキシビションで行われた形競技には15名の選手が出場しました。出場選手の中には全国大会優勝選手や日本代表選手などが多数おり、高校年代トップクラスが集まるハイレベルな大会となりました。

 

(2)国際大会のルールを採用
従来、空手大会における組手競技は、メンホー(面)をつけ、体重無差別で1回戦からトーナメント方式によって実施されてきていますが、今大会はメンホーをつけず、体重別に3つのカテゴリーに分け総当たり戦を実施、それぞれのグループの1位と2位が準決勝に進出する予選ラウンド制を採用しました。総当たり戦をすることで実力のある選手が勝ち残り、実力が拮抗した試合を多く観ることができました。

 

2 空手や武道の魅力を空手発祥国日本の高校生を通じ国内外に発信する大会
大型ビジョンやMC・実況、ライト演出を取り入れ、「魅せる空手」を意識した演出を行い、
ました。今までとは違う演出に、選手の意気込みだけでなく会場の選手に対する期待感もふくらみ会場は多いに盛り上がりました。
また、当日は会場にて、音声配信サービス『Voicy』による解説を配信しました。解説には、東京2020オリンピック空手競技のテレビ解説を務めた松久功さんと同大会に出場した御殿場西高等学校出身の佐合尚人選手をお招きし、ご自身の経験も踏まえながら見ている方々にも詳しくお伝えしていただきました。
さらに、大会の模様を、御殿場市公式YouTubeチャンネルでライブ配信し、会場に来られなかった方にも、選手たちの迫力を体感していただきました。大会の模様は、お二方の解説とともに、御殿場市YouTubeチャンネルからいつでも視聴でき、9,000人以上の方々が視聴しています(令和4年12月15日時点)。みなさんも、今一度超高校級の雄姿をぜひご覧ください!


 
3 東京2020大会のレガシー大会として、空手競技の普及に寄与し、2028年ロサンゼルスオリンピック競技大会での空手競技採用に向けた機運醸成を兼ねる大会
今大会は、大会開催にあたり東京2020大会開催を契機に関係を構築した世界空手連盟様、全日本空手道連盟様、静岡県空手道連盟様のご後援をいただき、開会式では、全日本空手道連盟会長の笹川堯(ささがわ たかし)氏が来場し祝辞をいただき、世界空手連盟事務総長の奈藏 稔久(なぐら としひさ)氏、御殿場市がホストタウンとして交流したイタリア総合格闘技連盟の会長ドメニコ・ファルコ―ネ氏、東京2020オリンピック男子組手-75kg級金メダリストブサ・ルイージ選手、女子形銅メダリストヴィヴィアーナ・ボッターロ選手から大会をお祝いするメッセージ動画をいただき、選手たちの大きな励みとなりました。
東京2020大会のレガシー大会として、空手関係者の皆様にご支援をいただきながら、空手競技の普及とともに、2028年ロサンゼルスオリンピック競技大会での空手競技採用に向けた機運醸成となる大会として実施しました。

 

■大会を大きく支えた静岡県空手道連盟と御殿場市空手道連盟

今大会は、御殿場市空手道連盟から20名の皆様が競技主管として、円滑な大会運営を実施いたしました。
また、21名の静岡県空手道連盟の皆様に審判員として、東京2020大会空手競技日本唯一の審判員である高橋 和夫(たかはし かずお)氏の監修のもと、公正なジャッジを行っていただいたことで、選手たちが国際大会の雰囲気を感じながら存分に実力を試せる大会となりました。

■空手を観て、支えて、知って語れるまちへ

大盛況のうちに終えた『第1回 空手道 Karatedo Mt.Fuji Junior Championship in Gotemba』は、800名以上の皆さんが来場し、空手を存分に体感できる大会となりました。

多く方が会場に訪れました
出場選手を応援するチームメイトたち

 

今後も大会を継続して開催し、多くの地域住民が空手を観て、支えて、知って語れるまちを目指します。

会場入口の様子
会場内の装飾
東京2020大会レガシーや、御殿場市の『空手のまちづくり』を伝える展示会
大会をより楽しめるよう大会のコンセプトや競技ルール、出場校・選手を紹介するパンフレットを来場者に配布

 

■大会結果

○女子個人組手競技-53級
【優勝】
大田 花希(おおた はなき)さん/ 福井工業大学附属福井高等学校
【準優勝】
根岸 夢生(ねぎし むぎ)さん/日本航空高等学校
【3位】
有馬 和(ありま なごみ)さん/福井工業大学附属福井高等学校
石原 水晶(いしはら みずき)さん/御殿場西高等学校

○女子個人組手競技-59級
【優勝】
小林 凜珠(こばやし りじゅ)さん/福井工業大学附属福井高等学校
【準優勝】
堀 実優(ほり みひろ)さん/御殿場西高等学校
【3位】
岡田 颯(おかだ さや)さん/御殿場西高等学校
高砂 蕾花(たかさご らいか)さん/福井工業大学附属福井高等学校

○女子個人組手競技+59級
【優勝】
橋本 鈴江(はしもと すずえ)さん/御殿場西高等学校
【準優勝】
高橋 わかば(たかはし わかば)さん/日本航空高等学校
【3位】
岡田 晴(おかだ はる)さん/御殿場西高等学校
成澤 美咲(なりさわ みさき)さん/御殿場西高等学校

○男子個人組手競技-61kg級
【優勝】
中村 太耀(なかむら たいよう)さん/日本航空高等学校
【準優勝】
柚木 智尋(ゆのき ちひろ)さん/御殿場西高等学校
【3位】
木本 玲央(きもと れお)さん/日本航空高等学校
八田 裕平(はった ゆうへい)さん/御殿場西高等学校

○男子個人組手競技-68kg級
【優勝】
三浦 拓己(みうら たくみ)さん/御殿場西高等学校
【準優勝】
髙田 青依(たかた あおい)さん/日本航空高等学校
【3位】
小川 凌平(おがわ りょうへい)さん/御殿場西高等学校
安井 碧波(やすい あおば)さん/福井工業大学附属福井高等学校

○男子個人組手競技+68kg級
【優勝】
下村 彪馬(しもむら ひょうま)さん/福井工業大学附属福井高等学校
【準優勝】
佐藤 俊弥(さとう しゅんや)さん/御殿場西高等学校
【3位】
石濱 慶嗣(いしはま けいじ)さん/福井工業大学附属福井高等学校
橋本 大雅(はしもと たいが)さん/御殿場西高等学校


○KMFC Mt.Fuji Award(大会MVP)
橋本 鈴江(はしもと すずえ)さん/御殿場西高等学校
 

■第1回 空手道 Karatedo Mt.Fuji Junior Championship in Gotembaについて

○大会名:空手道 Karatedo Mt.Fuji Junior Championship in Gotemba Break Through-頂きへの挑戦-
○主催:スポーツタウン御殿場推進協議会(会長:御殿場市長)
○共催:御殿場市
○後援:世界空手連盟、公益財団法人 全日本空手道連盟、静岡県空手道連盟
○競技主管:御殿場市空手道連盟
○日程:令和4年12月3日(土)1日開催
○会場:御殿場市体育館
○コート:2面
○審判監修:高橋和夫氏
○解説員:松久功氏・佐合尚人氏
○対戦方法:
・形 :
 エキシビション演武のみ
・組手 予選:
 選手をA組B組の2組に分ける
 各組総当たりの予選ラウンド制
 各組の1位・2位が準決勝に進出
 準決勝 決勝:トーナメント方式
○競技ルール:世界ジュニア空手道選手権大会ルール準用