世界陸上オレゴン大会最終日を迎えた7月25日(月)新種目となる男子35km競歩が行われ、御殿場南高校出身で「御殿場市応援アスリート」の川野将虎選手が銀メダルを獲得しました。
川野選手は試合終盤まで先頭集団についていき、残りの2kmで東京2020五輪20km競歩金メダリストのM.スタノ(イタリア)との一騎打ちに。先頭を歩くスタノに、歯を食いしばり声をあげながら必死に食らいつく川野選手。最後は倒れこむように2位でゴールしました。金メダルまで1秒の差と、あまりの悔しさに地面に拳を打ち付けるも最後はスタノと笑顔で互いの健闘をたたえ合いました。
試合後、川野選手は「東京2020五輪で叶わなかったメダルを今回獲得できてうれしい。今年の1月から貧血の症状でなかなか練習もできずに、この大会をあきらめかけていた。多くの支えがあってここまで来れた。その支えに感謝したい」と語りました。また、今後について「たくさん鍛えられる部分があるので、ここで慢心せずにパリ五輪、次の世界陸上に向けて精いっぱい頑張っていきたい」とさらなる目標を見据えています。
川野選手のこれからの活躍に期待が膨らみます。金メダル獲得に向け、がんばれ!川野選手!
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