令和4年4月17日(日)、「第106回日本陸上競技選手権大会・35km競歩」が石川県輪島市で開催され、御殿場南高校出身の川野将虎選手(旭化成)が見事優勝し、7月15日(金)からアメリカで行われる世界陸上競技選手権大会の日本代表に内定しました。
川野選手が、世界陸上日本代表に内定するためには大会での順位に関わらず派遣設定記録(2時間30分)の突破が必要とされるなか、今年の1月に「完治に半年」と診断された重度の貧血に苦しみましたが、3月には世界陸上の選考大会である世界競歩チーム選手権にて日本人トップの4位に入賞するなど立て直し、今回の大会に臨みました。
レース序盤は2位争いを繰り広げていた川野選手。終盤30キロを過ぎても力強く歩き、32キロ付近で1位の松永選手を逆転し2時間26分40秒でゴール。見事、国内35kmレース初代王者に輝き、世界陸上出場の切符を手にしました。
世界陸上で悲願のメダルを目指します!