2019年11月14日~17日の4日間、日本を代表するゴルフのビッグトーナメント「三井住友VISA太平洋マスターズ(以下、太平洋マスターズ)」が開催されました。会場は、2018年10月に全面改修を行った太平洋クラブ御殿場コース。この世界基準に生まれ変わったコースを舞台に、国内外で華やかな戦績を残すトップ選手たちが熱い戦いを繰り広げました。
太平洋マスターズでは、昨年から、土・日限定で5番、6番、7番ホールを無料観戦エリアとしています。さらに無料観戦エリア内にあるミニプラザでは、地元飲食店の出店や子どもから参加できる体験コンテンツが用意されていて、家族やカップルで気軽に楽しめるイベントに進化しているのです。ゴルフ観戦に留まらない、エンターテイメント性に溢れるこのトーナメントの模様をご覧ください。
アマ選手が優勝! 8年ぶりの快挙に盛り上がった最終日
日本ゴルフツアー機構公認のトーナメントである太平洋マスターズは、数々の熱戦が行われてきた歴史ある大会です。2019年も国内外のプロ選手が多数出場していましたが、優勝を手にしたのは、現役大学生の金谷拓実選手でした。アマチュア選手による優勝は、当大会では史上4人目であり、2011年の松山英樹選手以来8年ぶりのこと。最終18番、金谷選手がイーグルを決めて優勝が確定した瞬間、会場全体に大きな歓声が起こりました。
そんなニューヒーローの誕生に沸いた2019年太平洋マスターズでしたが、観戦に訪れた人々がより快適で楽しく過ごせるようなコンテンツが多数用意されていたことも見逃せません。中継を見ながらランチやドリンクをいただけるギャラリープラザ、富士山をバックに記念撮影ができるフォトスポット、ゴルフグッズをお得に購入できるアウトレット、有名人の愛用品がゲットできるチャリティコーナー、選手の位置情報やライブスコアなど観戦に便利な大会公式アプリ、地元御殿場のグルメや宿泊券が当たるアプリ抽選会、御殿場市に再訪した時に使えるアプリクーポンなど。男子ツアーで初となるキャッシュレス決済が導入されたことも、2019年開催の注目すべきトピックスのひとつです。
屋台、働く車見学など子どもが喜ぶコンテンツが満載
「家族と一緒に、太平洋マスターズへ遊びに来てほしい」。次世代のゴルファーの育成も見据えた主催側の願いにより、2018年より無料観戦エリアが誕生しました。土日限定で、5番ホール、6番ホール、7番ティーインググラウンド周辺を無料観戦エリアとして開放。このエリア内に、屋台コーナー、ご当地グルメブース、アクティビティ体験ブースなどお楽しみが盛りだくさんなミニプラザも登場し、子どもから大人まで多くの人が訪れました。
ゴルフ好きキッズを増やすためのイベントを開催!
太平洋マスターズの最終日。参加選手たちが白熱の試合を繰り広げる一方で、キッズ向けのスペシャルイベントが行われていました。ひとつは、今年初めて行われたフットゴルフ体験イベントです。来場している家族や小学生を対象に、全組通過後の5番・6番ホールを使用して行われました。内容は、サッカーボールを蹴りながら、約30ヤードの距離を3~4ホール回るというもの。ゴルフクラブこそ使いませんが、遊びながらゴルフのルールを学ぶことができるアクティビティなのです。
もうひとつのキッズイベントは、こちらも今年新たに導入されたスナッグゴルフ大会です。日本ゴルフツアー機構主催で、御殿場市内の小学生を対象に実施されました。スナッグゴルフは通常のゴルフよりもルールが易しく、初心者でも楽しくゴルフの基本を学ぶことができるスポーツ。参加した小学生たちもほとんどがゴルフ未経験者でしたが、青空の下、楽しそうにクラブを振っていました。
時代に合わせたコンテンツやサービスを取り入れて、進化を続ける太平洋マスターズ。来年はぜひ、家族や恋人を誘って太平洋クラブ御殿場コースへ足を運んでみてくださいね。