世界を駆けるトレイルランナー 鏑木 毅氏が語るトレイルランニングの魅力!!

日本の山々は世界一の多様性と変化に富んだ素晴らしい自然を有しています。この美しい森を心地よく駆け巡ることで、皆さんに心地よい癒やしの時間をもたらしてくれます。トレイルランニングといっても走り続ける必要はありません、各人の体力レベルに合わせて歩きを交えながらリラックスして楽しんで頂ければと思います。山を歩くのとはまた一味違ったリズム感がとても心地よく感じられるはずです。

28歳の時に地元新聞に掲載されていたトレイルランの大会の様子に惹かれ、この大会に出場したのがきっかけです。稜線から見える素晴らしい眺めや、デコボコ道をリズミカルにかわしている内に一瞬でこのスポーツの虜になりました。それから17年が経ちましたが、飽きるどころか、ますます山を走ることの奥深さにとりつかれています。これまで何の生きがいもなく生きてきた自分に、生きる意味を教えてくれたこのスポーツに出会えたことに感謝します。

ヨーロッパアルプス最高峰モンブランを一周辿る「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン」(距離168km・累積標高差9800m)です。困難な山岳路をフランス、イタリア、スイスの3ヶ国を巡りながら進むこのコースは「人類の限界を見る」と言われる程に厳しいものですが、素晴らしい山岳景観と温かいボランティアの皆さんに励まされながら行くこの「旅」の経験は人生の大きな財産となっています。

日本の国土の70%は森に包まれています。地元の方々から見れば何の変哲もない森ですが、都会に住む方々から見ればそのどれもが心を癒す場なのです。このスポーツを通して過疎地や元気のない観光地に活力を与える。そんなことができるのもこのスポーツの魅力と言えるでしょう。

群馬県桐生市出身。2009年世界最高峰のウルトラトレイルレース「UTMB」にて世界3位。また、同年、全米最高峰のトレイルレース「ウエスタンステイツ100マイルズ」で準優勝など、45歳となる現在も世界レベルの大会で常に上位入賞を果たしている。2011年に観光庁スポーツ観光マイスターに任命される。

現在は競技者の傍ら、講演会、講習会、レースディレクターなど国内でのトレイルランニングの普及にも力を注ぐ。

富士山の御殿場口登山道新五合目(太郎坊)から西に広がるエリアは火山の山ならでは独特の美しい森が広がっています。アップダウンも比較的少なくトレイルランニングに最適な素晴らしい林間コースとなっています。夏にはヒンヤリとした空気感を感じ、冬には心安らぐ温かみのある森です。年間を通してしっとりとした潤いを感じることができ、また疲れた心を癒してくれる安らぎの森です。この森を走るといつでも疲れた心がリセットされる、私の最も気に入っているトレイルランのフィールドの一つです。富士山には山頂を目指さなくともこんな素晴らしい森があることを多くの方々に知り、味わって頂ければと思います。

ロードを走るのとは違い、山を走るトレイルランナーはトレイルからはみ出さない、ゴミを捨てない、登山者に十分に配慮するなどの山のマナー・ルールをしっかりと守ってください。新しいスポーツだからこそより一層この意識を高く持つ必要があります。山を単に走るだけでなく、自然の豊かさや偉大さを感じ、学ぶのもこのスポーツの大切な点なのです。

御殿場には美味しい食べ処スポットや温泉などアフタートレイルランで楽しめる場所がたくさんあります。せっかく都会の喧騒から離れて当地へ訪れたのですからトレイルランとセットで心ゆくまでリラックスしていって欲しいです。何といっても交通のアクセスがいいので、休日をフルに使って楽しめることができるのも大きな魅力です。

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